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#相続手続き

相続手続きの概要を理解しましょう

作成日: 2025年04月02日更新日: 2025年04月04日banner

相続とは、人が亡くなった時に、その方の財産が遺族に引き継がれることです。相続手続きとは、この相続に伴い発生する様々な手続きを指し、相続財産の名義変更や相続税の申告など多岐にわたります。

相続が発生すると、関係者への連絡から始まり、相続税の申告と納付に至るまで10ヶ月で様々な手続きを完了させる必要があります。なかでも特に時間がかかるのは、相続人間で遺産を分け合うプロセスである遺産分割協議で、 早い段階から準備しておくことが重要です。 

相続手続きは、大きく分けて以下の8つのステップで進みます。

相続開始から3ヶ月以内

1. 遺言書の確認: 故人が遺言書を残しているかを確認します。遺言書があれば、その内容に従って相続手続きを進める必要があります。

2. 相続人の確認:故人の戸籍謄本等を収集し、誰が相続人となるのかを確定します。

3. 相続財産の確認:故人が所有していた財産を調査し、プラスの財産とマイナスの財産を明確にします。 

4. 相続放棄・限定承認の手続き: 故人に借金などのマイナスの財産がある場合、相続放棄または限定承認を検討します。

相続開始から4ヶ月以内

5. 準確定申告の手続き: 故人が生前に確定申告を行っていた場合、相続人が代わりに死亡した年の確定申告 (準確定申告) を行う必要があります。

相続開始から10ヶ月以内

6. 遺産分割協議:相続人全員で遺産をどのように分割するか話し合い、遺産分割協議書を作成します。

7. 相続財産の名義変更の手続き:遺産分割協議に基づき、預貯金、不動産、株式などの名義変更手続きを行います。

8. 相続税の申告と納付の手続き:相続税の申告が必要な場合は、相続税申告書を作成し、税務署に申告・納付します。

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